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「サントリー美術館」


東京都港区赤坂9丁目・東京ミッドタウン内
「東京ミッドタウン」21世紀の日本を代表する街、世界に類を見ない独創的な街が誕生しました。


Tenchijin-The Life and Times of Naoe Kanetsugu
Introducing the Background to NHK's Taiga Drama

NHk大河ドラマ特別展 天 地 人

天地人―直江兼続とその時代―

本展は、NHK大河ドラマ 『天地人』と連動するもので、直江兼続をはじめとした武将たちゆかりの品々や、華麗な桃山文化などの文物を国宝・重要文化財を含む作品で紹介します。「義」と「愛」を掲げ、兼続が生きた激動の時代を体感できる展覧会です。


会期: 2009 5/30(土)〜7/12(日) 展覧会は終了しました。
※作品保護のため会期中、展示替えがあります。
開館時間:{日・月・祝日} 10時〜18時 {水〜土} 10時〜20時

※いずれも最終入館は閉館30分前まで
休館日:毎週火曜日
会場:サントリー美術館

大河ドラマ 『天地人』
主演:妻夫木 聡 原作:火坂 雅志「天地人」より 脚本:小松 江里子
総合テレビ 日曜午後8時〜8時45分 (再)土曜午後1時5分〜1時50分
デジタル衛星ハイビジョン 日曜午後6時〜6時45分
衛星第2 日曜午後10時5分〜10時50分(4月からは午後10時〜)


〜川中島合戦で熾烈な戦いを繰り広げた、宿命のライバル武田信玄と上杉謙信〜

史上最も並び称される武将である二人が亡き後、越後では、謙信の養子の上杉景勝が命運を握りました。それを支えたのが、上杉家の家老でありながら、秀吉からその才気と人間性を惚れ込まれた男・直江兼続(1560-1619)です。
兼続は智勇兼備の名称といわれ、その時代の全国の武将たちと交わりながら、戦国時代末期から江戸時代初期にかけての歴史を実質上動かしていきます。豊臣秀吉からは高く評価され、徳川家康からはその存在を恐れられ、家康と兼続のやり取りが天下分け目の関ケ原合戦の引き金になったと伝えられています。



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直江兼続画像

直江兼続画像
江戸時代 米沢市上杉博物館蔵
[5/30(土)〜6/22(月)展示]


展覧会の構成と主な出品作品
第一部:直江兼続の生涯
直江兼続は永禄3年(1560)、越後国上田庄で樋口兼豊の子として生まれました。この年には織田信長が今川義元と桶狭間で破り、翌年には武田信玄と上杉謙信が川中島で激突。上杉謙信の死後、上杉景勝・兼続の主従は、後継者の座をめぐる争い御館の乱(1578)を制し、越後・佐渡を統一に導きます。兼続は景勝政権の中枢部で活躍し、豊臣秀吉による全国統一を推進する立場として活躍します。景勝は豊臣政権下で五大老の地位となりますが、秀吉の死後に家康と対立し、関ケ原合戦(1600)後に米沢へ移封となります。兼続は上杉家を守るために奔走、そして元和5年(1619)にその生涯を閉じます。
第一部では、兼続の生涯について上杉家ゆかりの品々と歴史資料などを交えて紹介します。
第二部:直江兼続の時代と文化
直江兼続が活躍した時代は、信長、秀吉、家康と続く天下統一への歴史と重なり合っています。群雄割拠した各地の城郭に描かれた障屏画や武器・武具の装飾には覇気に富む武将の好みが反映しています。一方、上杉家に伝わった「洛中洛外図屏風」に代表される近世初期風俗画は、都を中心として闊達でおおらかに生きる当時の人々の姿を今に伝えています。
また兼続は、漢詩文をたしなみ、五山の禅僧とも活発に交流しました。とくに収集した漢籍や残された連歌からは、学芸を好んだ兼続の人となりを知ることができます。そして千利休が大成した茶の湯や、能の世界、さらには宴を彩った調度品の数々も、兼続と時代を生きた人々の美意識を物語る分野として興味尽きません。
第二部では、文武両道の典型と評される兼続が深くかかわった桃山時代の文化を、選りすぐりの絵画や貴重な漢籍、華麗な工芸作品で紹介します。

【主な出品作品】
※展示期間の記載のないものは、全期間展示されます。
直江兼続画像 江戸時代 米沢市上杉博物館蔵 展示期間:5月30日(土)〜6月22日(日)
直江状 江戸時代 新潟県立歴史博物館蔵
金茶糸威最上胴具足(伝直江兼続所用) 桃山時代 上杉神社蔵
 展示期間:5月30日(土)〜6月22日(日)
浅葱糸威錆色塗切付札二枚胴具足(伝直江兼続所用) 桃山時代 宮坂考古館蔵
国宝 上杉本洛中洛外図屏風 狩野永徳 室町時代 米沢市上杉博物館蔵
 展示期間:6月27日(土)〜7月12日(日)

本展覧会の中から5出品作品を、ご紹介します。


浅葱糸威錆色塗切付札二枚胴具足
鉄黒漆塗紺糸威異製最上胴具足

浅葱糸威錆色塗切付札二枚胴具足
(伝直江兼続所用)
桃山時代 16世紀 宮坂考古館蔵

鉄黒漆塗紺糸威異製最上胴具足
(伝上杉景勝所用)
室町時代 16世紀 新潟県立歴史博物館蔵



上杉本洛中洛外図屏風(左 隻)
上杉本洛中洛外図屏風(右 隻)

国宝 上杉本洛中洛外図屏風(左 隻)
狩野永徳
室町時代 16世紀 米沢市上杉博物館蔵
[6/27(土)〜7/12(日)展示]

国宝 上杉本洛中洛外図屏風(右 隻)
狩野永徳
室町時代 16世紀 米沢市上杉博物館蔵
[6/27(土)〜7/12(日)展示】


点茶席 (お抹茶と季節のお菓子)
限定50名 1,000円(入館料は別途)6階茶室「玄鳥庵」にて
日時:6月11日(木)、25日(木)、7月9日(木) 11時30分〜17時30分(受付は17時まで) 13時、14時、15時には点前がございます。

【『天地人』展におけるエデュケーション・プログラム】
A.展覧会関連プログラム

・記念講演会「『天地人』とその時代〜直江兼続の生涯と豊臣政権〜」

講師:北川 央氏(大阪城天守閣 研究副主幹)
日時:2009年6月13日(土)14:00〜15:30

B.日本文化の伝承プログラム
・親子ワークショップ「はじめての水引」(親子向け)

講師:渡辺 泰成(株式会社 喜久優)
日時:2009年6月27日(土)10:30〜15:30
・ワークショップ「はじめての水引」(大人向け・入門)
講師:渡辺 泰成(株式会社 喜久優)
日時:2009年6月26日(金)18:30〜20:30
・ワークショップ「はじめての水引」(大人向け・初級)
講師:渡辺 泰成(株式会社 喜久優)
日時:2009年6月27日(土)14:30〜16:30
C.スライドレクチャー
・見どころトーク
(学芸員が展覧会の見どころを紹介するスライドレクチャー。約30分)
日時:2009年6月6日(土)、7月5日(日) 各日15時〜

・フレンドリートーク
(こどもから大人まで楽しめるやさしいスライドレクチャー。約30分)
日時:2009年6月7日(日)、6月20日(土)、7月4日(土) 各日11時30分〜/15時30分〜の2回
    2009年6月19日(金)、7月1日(水) 各日18時30分〜

会場:サントリー美術館 6階ホール
以上の詳細応募方法、定員、料金等または、お申し込みについては、サントリー美術館公式サイト http://suntory.jp/SMA/
または Tel: 03-3479-8600 にて、お問合せください。

お問合せTel:03-3479-8600
サントリー美術館公式サイト:http://suntory.jp/NHK/
主催:
サントリー美術館、NHK、NHKプロモーション、新潟県
特別協力:米沢市上杉博物館、大阪城天守閣
協賛:凸版印刷株式会社、三井住友海上火災保険株式会社
協力:NHK出版


参考資料:「天地人―直江兼続とその時代―」展 Press Release、他。


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